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【ボーカルレッスンコラム】歌詞を「言葉」として歌う

btship
9月25日
読了時間: 2分

「音程は合っているはずなのに、なんだか歌詞が伝わらない」 「歌っていると、リズムや音程に精一杯になってしまう」


そんなときは、いきなり表現をつけようとするのではなく、まず歌の土台を一つずつ整理してみましょう。 歌うとき、音程やリズムを合わせることはもちろん大切です。

でも、音程が合っていても、なぜか歌詞が伝わりにくいことがあります。

そのときに意識したいのが、「言葉のフレージング」です。


① まずは音程とリズムを正確に


特に注意したいのが、くだりの音程の細かい動き。

「下がっている」という大きな流れだけではなく、


  • 一音ずつ上がっている?

  • 下がっている?

  • 同じ音?


細かい音の動きを確認していきます。


そして、伴奏の音やリズムも確認しながら歌うこと。

インスト音源を聴きながら、まずは「ラララ」「タータタ」などでメロディを口ずさむのも効果的です。


② リズムに歌詞を乗せる


いきなり歌詞を歌うのではなく、


①リズムの骨組みを理解する→ ②歌詞を乗せる→ ③表現を加える


という順番で組み立てていきます。

まずは「タータタ」「ラララ」などで、メロディとリズムを身体に入れる。

その上で歌詞を乗せることで、言葉に引っ張られてリズムが崩れるのを防ぎます。


③ 言葉の抑揚を音程に生かす


歌も、もともとは「言葉」です。

普段話すときにあるアクセントや抑揚を意識してみると、歌詞がただ音に乗っているだけではなく、言葉として聞こえてきます。

さらに、

  • アクセントをつける

  • 子音を立てる

  • 特に届けたい言葉を意識する


など、言葉に合わせてメリハリをつけていきます。


そして、そのためには口腔内をしっかり開けておくことも大切。

奥が閉じてしまわないよう、上からしっかり空間を作っておきます。


💡 最後に「表現」と「声の使い方」


ここまでできたら、最後に声の表現を加えていきます。

ただし、声量を出そうとして力んでしまうと、かえって声が動かしにくくなります。


今後の課題は、

「ボリュームは落とさず、力みだけを減らす」

こと。


息を止めず、最後まで流し続けながら、必要な声量を保っていきます。


歌は、音程・リズム・声量だけを合わせれば完成するものではありません。

「どんな言葉として届けるのか」

を考えることで、歌い方は変わっていきます。


レッスンでは、音程やリズムだけでなく、歌詞の言葉や声の表現まで含めて、一人ひとりの歌を作っていきます。

 
 
 

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